香港空港からマカオへフェリーで行くときの最大の関門が、フェリー乗継時間です。特にLCCで行くときの注意点をまとめておきます。
マカオへ行くときは、
・香港へ入国してフェリーやバスで行く方法
・香港に入国せずフェリーで行く方法
の2つがあります。
今回は香港に入国せずフェリーで行く方法についてまとめます。
航路は2つ
香港空港からマカオ行きの航路は2つあります。
一つは赤色のマカオ行き。主にセナド広場等の世界遺産目当ての人
もう一つはタイパ行き。豪華ホテルが隣接するエリア。
船会社も2つあり、赤色はターボジェット、青色はコタイジェットになります。目的地に応じて船会社を使い分けたほうが良いでしょう。
ターボジェット(日本語あり)
https://www.turbojet.com.hk/jp/
コタイジェット(日本語なし)
https://www.cotaiwaterjet.com/
日本語がないのは、google chromeを使えば自動翻訳されるので問題ないでしょう。
乗車時間
ターボジェット、コタイジェットの乗車時間は次のとおりです。(2019.1.29現在)
〇コタイジェット
1日に4,5本しかなく乗り遅れたら大変です。
フェリーを利用する条件
香港空港からマカオへフェリーで行くときは、以下の条件があります。
・香港空港へ到着した日と同日中にフェリーに乗船すること
・乗継時間が60分以上あること
・フェリー会社に以下の時間までにチェックインすること
手荷物だけの場合は、30分前、預け荷物がある場合は、60分前
特に、LCCの場合、このチェックイン時間が問題となります。
LCCの場合、フェリーチケットは当日窓口で買うこと
さて、前置きが長くなりましたが、LCCの場合、フェリーチケットは当日窓口で買うのが良いでしょう、その理由は
・LCCは到着時間が遅れることがザラなので十分な乗継時間が無い場合、乗り遅れることとなるため
フェリーチケットは、日本でネット購入することもできます。しかし、乗り遅れた場合は、臨機応変の対応ができません。
今回、僕は、LCCで行きました。乗継時間は65分で手荷物でしたので、30分前までにチェックインすればよいので余裕余裕とかまえていました。
しかし
・出発が25分遅れるという事態が発生
日本を出発する時点で、もう乗継時間ギリギリの状態になりました。現地の余裕時間は10分しかありません。
さらに、香港に到着した後も安心してはいけません。LCCですからターミナルから相当離れた場所につき、バスでターミナルに移動しますのでここでも時間ロスがあります。
以上のことを踏まえると、乗り継ぎ時間は最低1時間30分は無いと厳しいものになる可能性があります。
なお、今回僕は30分前ギリギリでカウンターに駆け込んで、なんとか間に合いました。もしあと2,3分遅れていたらアウトでした。香港空港に着陸し、バスに乗ってから5分くらいでフェリーカウンターにつきました(もちろんダッシュです)
上の看板の ferries macau を信じてダッシュするのみです。
赤線をダッシュしました。
決して入国審査に入ってはいけません。フェリーカウンターは入国審査前にあります。
とにかくフェリーカウンターにいけば何とかなります。
え?中国語や英語がしゃべれないって??大丈夫です。僕も喋れませんが、英語で、何時の船に乗りたいと言えば大丈夫ですが、まあgoogle翻訳使えば問題ないでしょう。クレジットカードが使えます。
フェリー専用カウンターにはターボジェット、コタイジェット2つのカウンター
最初にも書きましたが、行先によって異なります。
豪華ホテル街の方は、コタイジェット(青色)
色で並ぶ列を選びましょう。
換金や、コンビニはフェリー乗り場直前にあり
換金についてはマカオについてからでも良いと思う方もいるでしょうが、香港空港でやっておいた方が良いです。理由は、マカオの通貨パタカは、マカオでしか使えませんが、香港の通貨、香港ドルは、マカオでも香港でも両方使えるからです。
最終日、早目にフェリーで香港に着いて時間を調整する場合も考えると、香港ドルに換金しておいた方が良いです。
もしくは、香港エクスプレスの場合、機内で何かを日本円で買えば、おつりは香港ドルで帰ってきますので、そういう換金方法もあります。
コンビニも、フェリー乗り場(フェリーにのる直前)にセブンイレブンがあります。フェリーに70分くらい乗りますので小腹が空きますし飲み物も欲しくなりますので、ここで調達しておくと良いでしょう。クレジットカードは使えます。
とにもかくにも、マカオ旅行の最大の関門はフェリーの乗継になります。時間に余裕が無い場合は、無理して香港空港からのフェリーに乗らず、いったん香港に入国して、香港国内のフェリー乗り場からマカオに向かった方が無難です。
船内は波が高かった場合、酔います。行きは良かったですが、帰りはゲロ吐く人が続出しました(僕らは吐いてませんが気持ち悪くなりました)